黒酢を代表する含有栄養素と言われる、黒酢アミノ酸について、ご紹介します。
黒酢とアミノ酸の関係で言えば、黒酢には、豊富な天然アミノ酸が
含まれますが、その訳は、黒酢の独特の生産方法に起因します。
黒酢は、鹿児島県が発祥の地とされていますが、玄米や大麦を独特の手法で、
数年間と言う長期間をかけて発酵、熟成させて作られた天然醸造酢です。
酢と健康の関係は、古くから広く知られており、黒酢も九州地方を中心に
江戸時代から、日本料理には欠かせない調味料として、愛用されてきた酢です。
まろやかな味覚と、すぐれた殺菌力、そして豊富なアミノ酸を持つため、
黒酢は健康に良いとして、食生活の知恵と健康を私たちに、もたらして来ました。
しかし、戦後の食糧事情の変化や、生産効率の向上と言う名目の中で、
自然醸造酢は、食卓にのぼらなくなり、合成酢やアルコール酢など、
すっぱいだけの酢が、主流となってしまいました。
しかし、現代の食生活の変化などで、健康に対する欲求が高まるにつれ、
黒酢の様な、自然醸造酢が、高く評価されるようになって来ました。
その様な背景の中で、黒酢のアミノ酸への評価も益々高まっています。
本物の黒酢は、玄米や大麦を、壷の中でじっくりと、1年以上もの長期間
寝かせて発酵・熟成させて作ります。
この長期間熟成させる事が、黒酢にアミノ酸などの栄養素が、豊富に
含まれる理由です。
普通の米酢は、たいてい、3ヵ月前後で作られるのに対し、黒酢は
1〜3年間もの長い時間をかけて、発酵、熟成されます。
そして、熟成される程に、黒酢特有の琥珀色が発生し、どんどん濃くなって行きます。
それと共に、アミノ酸などの栄養素も多くなり、旨味や香りも、増して行きます。
この様にして、黒酢のアミノ酸は作られていきますが、黒酢に含まれる
アミノ酸は、必須アミノ酸を始め、バランスよく豊富に含まれます。
アミノ酸は、3大栄養素の一つである、たんぱく質を形成する栄養素
ですから、私達の健康維持に取って、極めて重要な働きをする栄養素と言えます。
私達人間は、約6割が、水分からできていますが、その次に多いのが、
体重の20%を占めるタンパク質です。
人間の筋肉や内臓、血液など、カラダの主要な部分は、タンパク質で
構成されています。このタンパク質を構成する最小単位が、アミノ酸です。
アミノ酸には、20種類ありますが、この中で、体内で合成できない
9種類のアミノ酸が特に大切で、必須アミノ酸と呼びます。
必須アミノ酸は、体内で合成できない為、食物から摂取する必要があるのですが、
このうち、どれかが欠乏すると、タンパク質を合成できず、一つでも
不足すると、他のアミノ酸もうまく働かないと言う特徴を持ちます。
黒酢はこの内、8種類の必須アミノ酸を含むため、優れた健康効果を
もたらすとされています。
この様な、良質のアミノ酸を黒酢は、豊富に含むため、疲れやすい方、
ダイエットが気になる方、美容に興味がある方などを始めとして、
生活習慣病の予防に、適していると言われています。
※このページでは、黒酢の持つ成分の内、黒酢とアミノ酸との関係に
特化してご紹介しましたが、黒酢にはアミノ酸以外にも、クエン酸など
の成分も含まれます。
アミノ酸以外の黒酢の健康成分については、「黒酢の成分とは」のページをご覧下さい。
